全社員キャリアコンサルティング面談
1年に1回、全社員へ個人面談を行います。新卒社員・中堅社員・シニア社員・育児や介護中の社員、病気通院や休業中の社員すべての社員を対象にした面談です。
キャリアコンサルタントは守秘義務があり、相談内容や個人を特定するような行為は控えさせていただいております。ただし、社員の皆様に害を及ぼす状況であると判断した場合には、本人の了承を得て速やかに会社に報告する場合はございます。
面談の報告方法としましては、全体のおおまかな相談内容・年齢に伴う傾向・会社への期待や思い、要望などを伝えます。各自さまざまなキャリアの段階を進んでおられる中で、誰に相談してよいかわからずにいたことでも、外部のキャリアコンサルタントに話すことで中立性が保たれ、生活と仕事の両立を考える機会になることと思います。さらに、自身の思いが伝わり、会社で改善がなされれば、自身が望むキャリアビジョンを描くことができ、会社の理念や方針そして目標に向けて一緒に歩いていける職業人に成長できることが期待できます。
相談室の設置
月に1～2回（社員数により回数は異なります）日時を指定して、社内のどなたでも相談いただけるキャリア相談室を設置いたします。
年に1回の全社員向けキャリアコンサルティング面談とは別に、日ごろの業務における困りごとや悩み事を相談いただける窓口になります。社内で周知いただき、誰もが訪問しやすく相談しやすい場所への設置をお勧めいたします。社内に適切な場所がない場合には、弊社の事務所や他の指定場所への設置も可能です。
貴社の事情に応じて担当者を調整いたします。キャリアコンサルタントには守秘義務がございますので、相談者の特定や相談内容の開示は控えさせていただきます。ただし、毎月相談者を特定しない方法での報告をいたします。相談者が少ない場合には、相談室設置場所や時間等の変更が必要な場合がございますので、再検討の機会をいただく場合がございます。また、コロナウイルス感染防止対策において、必要な場合には、対面に限らずオンラインでのご相談も可能ですのでお申し付けください。
両立支援
育児・介護・病気通院・病気休業等、仕事と家庭の両立課題の解決支援を行います。弊社には両立支援コーディネーターが在籍しておりますので、会社と社員、病院等の他部門との橋渡し的役割を担うことが可能です。キャリアコンサルティング面談により社員の希望がある場合、両立支援のサポートを行うことができます。
両立支援においては、職場環境の改善が必要な場合があります。社員の声を改善のきっかけにしていただき、対策がなされることにより、意図せぬ休業や辞職につながることなく職場復帰、さらにはキャリアマップに沿った自身のキャリアビジョンが描けるようになることを目指します。
ストレスチェック
労働安全衛生法の改正により 2015年12月より従業員50人以上の事業所に義務付けられているストレスチェックの実施。現在50人未満の事業所は努力義務になっております。ストレスチェックには厚生労働省のストレスチェック実施プログラムを使用し、ストレスチェック実施者である弊社担当が実施いたします。
社員個人の検査結果は事業所を通さず、社員個人へお届けします。集団分析結果を事業所へお渡ししますので、それをもとに職場環境の改善策を検討いただくことになります。弊社のストレスチェック実施者は看護師の資格と経験がございますので、個人には結果の分析を詳しくアドバイスしセルフケアにつなげていただくことが可能です。また、キャリア相談室を定期的に利用いただき、ストレスを緩和しながら働くことができるようサポートいたします。高ストレス者に対しては本人の希望があれば医師との面談につなげることになります。
現在高ストレス者は会社の1割程度存在しており、その1割が面談を希望する程度であるとのデータがあります。高ストレス者は、のちに休職や辞職につながる可能性が高くなるとのデータもございます。少なくとも年に1回はストレスチェックを実施し、データをもとに評価しながらよりよい職場環境の改善につなげていきましょう。
キャリアセミナー・講話・研修
キャリアコンサルティングにより把握した現状をもとに、必要であれば各種研修を企画することが可能です。例えば、各年代別・階層別・課題に伴う内容により、開催形式や参加人数、講師の選抜など検討いたします。
