川口 典子ブログ

2024年に出逢った皆様へ感謝の気持ちを込めて

2024.12.28

平素より大変お世話になっております。

キャリアコミュニケーションサポート(CCS)でございます。

2024年も残すところあとわずかとなりました。

CCSを設立して3年目を迎えた今年に出逢った皆様へ感謝の気持ちを込めて

ご挨拶させていただきたく存じます。

 

1.若者サポートステーションとの出会い

代表と東日本エリアマネージャー、そして長崎県エリア担当者が若者サポートステーションに携わっています。

通称「サポステ」は全国177カ所の厚生労働省受託機関です。

働くことに悩みを持つ15歳から49歳までの方を対象に無料で就労支援が行われています。

 サポステ[地域若者サポートステーション]

私たちは相談業務や各種セミナー等のグループワークを担当し、社会とのつながりを大切にしながらサポートさせていただいております。

「卒業後いきなり働くには自信がない」「自分に合う仕事が何か見出せない」「働いたことがないけれど働く以前の自分自身に問題を抱えている」等、ひとりで悩まれているときには、ぜひお近くの「サポステ」をご利用下さい。

私たちは、おひとりおひとりに合わせ、段階をふんだ支援に取り組んでいます。

 

*CCSは、中心に「働く」があるすべての方々の支援を大切にしています

 

2.ハロートレーニング(公共職業訓練)のジョブカード作成支援

離職者訓練・求職者支援訓練(ハロートレーニング)はしごとをお探しの方を対象にした無料の職業訓練制度です。

キャリアアップや希望する就職を実現するために必要な職業スキルや知識を習得することが出来ます。

 ハロートレーニングについて知る|ハロトレ特設サイト|厚生労働省

その1つの訓練機関で「ジョブカード作成のしかた」について講義をさせていただく時間がございます。

1つの授業に対し3時間の枠を使わせていただき、皆さまと一緒にジョブカードを作成していきます。

ジョブカードは、ただ作成することが目的ではなく、実はその中身がとても大事になります。

今の自分が何者であるのか、これからの自分が何をしていきたいのかを整理するツールがジョブカードです。

3時間という皆様の貴重な時間を使わせていただき、おひとりおひとりのこれまでとこれからを一緒に見出していける時間となるよう大切にかかわらせていただいています。

 

*CCSは、中心に「働く」があるすべての方々の支援を大切にしています

 

3.官公省庁職員様へのカウンセリング

週に1~2度定期的に部外カウンセリングを導入されていらっしゃったり、年に1度部外カウンセリングを導入されていらっしゃる官公省庁の職員の方へのカウンセリングに携わらせていただきました。

私自身、「予防」を大事にしていますので、組織に関係のない部外カウンセラーが定期的に相談に携わることができる環境が働く方々にとってとても大切なことだと実感しています。

CCSはそのような取り組みを行っている事業所です。

部内に相談窓口がありいつでも相談できる環境がある現状はとても素晴らしいことだと思います。

だれもが日常的に足を運べる取り組みができると「予防」が可能だと思います。

私は、あえて組織と関係のない部外の相談窓口があると、話せる内容に広がりが出て、結果的に改善することも考えられるのではないかと思っています。

同様にお考えの皆さまにはぜひCCSのような部外相談窓口の導入をご検討いただけたらと思います。

 

4.助産院を開業された方との出会い

助産院を開業された女性に出会いました。

少子化の時代、「お母さん」になる前からのケアを大切にされていることがわかりました。

私たちCCSは「働く女性」「働き続けられる女性」も大切にしていますので、共通する点が多数ありました。

生まれてから先のおひとりおひとりの人生をより豊かにするという目標が同じということです。

助産師のみなさまが取り組まれている事、そして私たちCCSが取り組んでいる事、

1つ1つの支援は違うように見えて実はゴールが同じ。

おひとりおひとりに対する支援は多数ある。

それを知ってもらえないともったいない。知ってもらう事って大事。

おひとりおひとりは多くの人に守られているということ。

誰もひとりではないということです。

 

5.大学生の皆さまへの就職支援

公務員志望の大学生、看護師志望の大学生、一般企業就職希望の大学生・・

多くの学生の皆さまとのかかわりがありました。

共通して申し上げられるのは、業界業種職種のくくりではなく、自分自身がどうしたいのか、何を目指しているのかをひとりひとりが「知ること」なのです。

個別相談のみではなく、今年は講演講話によってお伝えする機会も多くいただきました。

「履歴書対策」「面接対策」という「対策」は、その通りにやればよいというものではなく、

「自分自身を理解して相手に伝えることができる」それがゴールなのです。

 

6.看護協会様との出会い

CCSの西日本エリアマネージャーは、看護師の資格があり看護協会様との連携によって働く看護師の皆さまへの支援をお手伝いさせていただいております。

コミュニケーション力を高める研修会・アンガーマネージメント研修会・看護職再就職支援研修会など多くの研修会開催講師として携わらせていただきました。さらには、介護職に向けての腰痛予防対策の講師としても登壇させていただいております。

医療福祉業界には、高齢化社会にとってはもちろん、これからの生涯キャリアといわれる時代になくてはならない職種の方々が集まっていらっしゃいます。今後も、この方々がより健康により豊かにより無理なく働き続けられるよう、看護師の資格をもつメンバーが在籍するCCSに外部より引き続き尽力させていただければと思います。

 

7.長崎県エリア担当者との出会い

7月に長崎県佐世保市のキャリアコンサルタントの方へ茶話会のお誘いをいたしました。

「働く」という視点で支援をしているキャリアコンサルタント自身はどのようなキャリアの思いがあるのか一度話してみたいと思ったからです。

はじめ私以外に5名の参加があり、12月には1名の追加のご参加で、現在7名での茶話会が継続されています。

「話す」だけのつもりの茶話会でしたが、2回目の茶話会でKJ法を用いた自身の「やりたいこと」を整理した時に出た目標に共通した部分があることをきっかけに、いつのまにか毎月開催される会となりました。

それが「CCS長崎県エリア担当者」の誕生です。

今後さまざまな取り組みを実施し拡大していく予定です。

もちろん初めは小さな取り組みになります。

しかし、小さな積み重ねが、自分達のやりがいにつながりますし、小目標を達成させていくことがその先にあるゴールを目指していくことになると考えています。

「ひとりひとりの人生をより豊かにするための支援」

この思いはCCS全員に共通していることのようです。

 

おわりに

2024年、多くの方々との出会いがありました。

みなさまとの出会いは、これからも大切にしていきたいと思っています。

大切にすると簡単に申しておりますが、そうではありません。

「1度のかかわりや出来事を必ず先につなげる」

ということです。

来年もCCS(キャリアコミュニケーションサポート)一同とその取り組みにご支援賜りますよう宜しくお願い申し上げます

 

文責 CCS代表 川口典子