川口 典子ブログ

●キャリアコンサルティングの導入と時期、そして期待●

2022.09.24

 

みなさんにとって「キャリアコンサルティング」とは馴染みのある言葉でしょうか。
厚生労働省が行った「令和元年度能力開発基本調査」によると、キャリアコンサルティングを導入している事業所は39.8%となっており、少しずつ浸透している状況にあります。

また、キャリアコンサルティングの実施時期(正社員)に関する質問では、
①「労働者から求めがあった時に実施する」という回答が最多(56.3%)
②「人事評価のタイミングに合わせて実施する」(52.3%)
③「1年に1回、3年に1回など、定期的に実施する」(51.5%)
という回答です。

このことから、CCSではこのどれにでも該当するプランを提案しています。
キャリアコンサルティングをおこなう目的(正社員)としましては、
①「労働者の仕事に対する意識を高め、職場の活性化を図るため」(77.6%)
②「労働者の自己啓発を促すため」(67.1%)
といった回答が上位を示しています。

やはり、キャリアコンサルティングを導入しようと考える会社は、職場の活性化のために社員1人1人の意識と成長を促したいという思いによるものであると考えられます。
さらに、自らのキャリアについて相談した労働者の約90%が「キャリアに関する相談(キャリアコンサルティング)が役に立った」と回答しています。
キャリアコンサルティングの効果は、実際に体験した社員には高い評価が得られているといえそうです。